大復活❣次男の小児難病、闘病記❣❣

基本、我が家の子供たちは元気だった❣ 

保育園に通っていたから、誰かかれか鼻水を拭いていたような気がするが(笑)風疹や麻疹や水ぼうそうも、予防接種してても軽くかかることはあったが、それほど大変なことには至らなかった。 

ただ、次男のKの水ぼうそうが治って保育園に行った次の日、思ってもみなかったことがおこった❣ 

4歳の6月の朝。いつもは元気なKがだるそうに横になってる。長男が時々なる自家中毒かもしれないと、保育園を休み自転車の後ろに乗せて近くの小児科に連れて行った。先生も「自家中毒じゃろう。点滴うったらすぐ治る」と、点滴の針をKのうでに射してくれた。普通なら点滴が終わる頃には段々と元気がもどってくるのに、変わらない。先生は続けて点滴を2本目に。心配で見ていると、首の付け根の頸動脈が、ぴくぴく・ぴく・ぴくぴく・ぴく、と異常な動きをしだした❢すぐに先生に診てもらうと、顔色が変わった。 

「お母さん、舟入病院に後輩がおるけえ、すぐに連絡をとるけえ、この子を連れていきんさい❢」救急車で舟入病院に着くと、先生や看護師さんたちが5・6人で囲って、酸素吸入や点滴をつけて、そのまま土屋病院に移動した。こころで祈りながら傍にいるだけで、何が起こってるのか、わからない。 

次男はそのまま集中治療室に運ばれ、長い間待つしかなかった。母と、主人も来てくれて、やっと先生の話を聞いたときは信じられない言葉だった。 

「お母さん、kくんは水ぼうそうの菌が心臓にはいって、心筋炎になってます。この病気は小児難病の一つで、治療法がわかりません。対処療法するしかないので、3か月で治るか何年もかかるかもしれません。」 

集中治療室に入ると、Kはたくさんのチューブに繋がれ、酸素テントの中で紙おむつ1枚で寝かされていた。起きると心臓に負担がかかるから、薬で寝かせていると。 

小学1年の長女と、保育園の長男と、1歳6ヶ月の次女が家で待ってる。その日から、私は自転車で、病院と家を往復した。 

まずは、たくさんのチューブを抜いて、この集中治療室からだしてやろう❣1週間だ❣真剣に祈る。すると1本ずつチューブが外されて、不思議なことに6日めで子供部屋に移動できた❣❣ 

それぞれ心臓に疾患をかかえた子供たちが、お母さんと一緒に入院している。まだみんな小さくて、可愛い子供たち。ほんとなら走り回っている子らだ。 

病室の窓から平和公園が見える。「必ず、平和の役に立つ子になりますから、この子を早く元気にならせてください」と誓った。 

とっくにオムツは取れていたが、おしっこの量を計るためオムツをし、毎日1リットルの水を計りながら、少しずつ飲んだ。そして全て用紙に記録した。本当は夜、母親は家に帰ったらいけないんだけど、先生にお願いして、Kを寝かせて10時頃そっと部屋を抜けて帰り、翌朝病室に戻った。Kは夜中にしっかり(笑)起きて、やさしい看護師さんたちに遊んでもらっていた(笑笑) 

1ヶ月で退院しよう❣目標を決めて祈る。友人・知人たちも応援してくれている❣Kは日に日に元気になってきて、七夕が過ぎた頃、先生から退院の話を聞いた❣❣ 

「3か月は家で療養してください。保育園はそれからです(笑)」病室の子供たちと別れを告げて退院できたのは、入院してちょうど28日めだった❣❣ 

平和公園の青い空の下を、次男と一緒に歩けることを、諸天に、全ての人に感謝した❣❣ 

現在、次男は3児の父となり、必死に・楽しんで(笑笑)生きている❣❣